年齢と自動車保険の保険料には大きな関係があるの?

年齢と自動車保険の保険料には大きな関係があるの?

年齢と自動車保険の保険料には大きな関係があるの?

 

年齢と自動車保険の保険料

 

自動車保険の保険料が運転者の年齢によって変わるという話を、耳にしたことはありますか。真実かどうか知るべく、年齢と保険料の関係をここで確認しましょう。

 

 

 

任意保険の保険料は事故を起こしやすいか起こしにくいかで大きく差が開きますが、差が開く要素はこれだけではありません。実は運転者の年齢も、保険料の差が開く要素の1つとなっています。

 

 

 

免許を取得してから間もない10代後半から20代前半あたりの方は運転に不慣れで事故を起こしやすく、高めの設定となります。

 

 

 

逆に運転歴が長く、かなり運転慣れした40代くらいの方は若い方と比べて事故を起こしにくく、若年層と比べると安めの設定となります。

 

 

 

ところで何故、若年層である程保険料が高めに設定されているのでしょうか。実は損保会社の担当者が、若い人に事故が多いという根拠のない憶測を立てるだけで値段を設定している訳ではありません。

 

 

 

保険料の設定は、契約する顧客の事故歴から導き出された平均的なデータを基に行われています。

 

 

 

結果、免許取得したての10代や20代の若者が他の年代と比べて平均的に多かったことから、敢えてその年代の保険料を高めに設定しているのです。

 

 

 

こうすることで安定した経営を行い、経営の破綻がないように努めているのでしょう。とは言うものの、損保会社側も少しでも多く顧客を取り込める策を打ち出したいと日々悪戦苦闘していますよね。会社の利益ばかりを重んじれば当然の如く、契約者数は伸び悩みます。

 

若年層向けの運転者年齢条件特約の制度

 

そこで、保険料の高い若年層の顧客を確保すべく、若年層向けの運転者年齢条件特約の制度を損保会社側は設けています。

 

 

 

運転者年齢条件特約は、運転者の年齢に条件をつけることで保険料を実際の価格より安くする制度です。

 

 

 

年齢条件は全年齢の他21歳以上、26歳以上の3区分があり、損保会社によっては30歳以上の運転者向けの設定もあります。

 

 

 

実際に20歳と21歳、そして25歳と26歳を境に5割近く保険料が安くなるケースも珍しくない為、若年層の多くが利用しているのも特徴です。

 

年齢と自動車保険の保険料には大きな関係があるの?

 

もしこの特約での契約を検討される方は、見積もりを受ける際に担当者と十分話し合いながら確認して下さい。また適用以降、年齢区分を跨いだ直後の変更は自動で行われません。

 

 

 

満26歳になったにも関わらす25歳までの契約のまま余分に払い続けることのないよう、年齢区分が変わる誕生日を過ぎたら必ず損保会社に連絡しましょう。

 

 

 

自動車保険の保険料は年齢に応じて開きがあると共に、保険料が高くなりがちな若年層の負担を減らすこともできるのです。

 

 

 

保険料の見積もりはどの損保会社も無料で受け付けているので、見積もりの際の検討材料としてみてはいかがでしょうか。